SAP S/4HANA PRIVATE CLOUD とは
SAP S/4HANA Private Cloud は、専有のクラウド環境で SAP S/4HANA を運用する形態です。Public Cloud と比べてカスタマイズや拡張の自由度が高く、複雑な業務プロセスを持つ大企業・グローバル企業に適しています。 既存の業務プロセスや独自要件を活かしながら、段階的に移行できます。
※ 数値は MTC グループの実績です(世界 17 か国・1,000 件超のプロジェクト実績を含む)。
FEATURES
複雑さを受け止める、拡張性と自由度
高い拡張性
既存コードの拡張やカスタマイズに対応し、複雑な業務プロセスを支えます。
パートナーアドオン
パートナー提供のアドオンを組み合わせ、業務要件に合わせて広げられます。
専有環境
専有のクラウド環境で運用し、構成や拡張の自由度を確保します。
段階的な移行
既存の業務プロセスや独自要件を活かしながら、無理のない移行を進めます。
インフラからアプリケーションまで
基盤・ミドルウェア・アプリケーションを SAP が一体で提供するため、障害時の切り分けと責任範囲が明確です。
拡張フレームワーク
並列拡張(サイドバイサイド)とアプリ内拡張の双方に対応します。
機能分野
部門横断で業務を支える
財務管理
会計・原価・連結を含め、財務情報を一元的に管理します。
製品ライフサイクル
製品情報や開発の流れを管理し、部門間の連携を支えます。
調達・購買
発注から入庫、支払までの調達プロセスを統合します。
サプライチェーン
在庫・倉庫・輸送を結び、供給網全体を見える化します。
製造
生産計画・実績・品質を結び付け、現場と数字をそろえます。
営業
受注・請求・販売分析を一つにまとめます。
サービス
保守・問い合わせ対応を記録し、アフターサービスを支えます。
設備資産管理
設備・固定資産のライフサイクルと保全を管理します。
※ SAP はこの提供形態について、TCO(総所有コスト)の低減や導入期間の短縮などの効果を公表していますが、実際の効果は要件・環境によって変わります。
移行の進め方
止めずに、段階的に移す
中断を抑えたシステム移行を前提に、既存の業務プロセスや独自要件を活かした進め方を設計します。 現状の業務とデータを整理し、移行範囲とリスクを見極めたうえで、テストを重ねて本稼働へ進めます。
現状の評価
既存システムと業務、独自要件を棚卸しします。
移行設計
移行範囲・拡張方針・リスクを整理し、設計します。
構築・検証
専有環境を構築し、テストとデータ移行を重ねます。
稼働・運用
カットオーバー後はインフラ基盤の運用まで含めて保守し、改善サイクルを回します。
WHY MTC
複雑な移行こそ、経験のあるチームと
SAP 認定ゴールドパートナー
SAP 認定ゴールドパートナー/トレーニングパートナーとして、S/4HANA の製品動向と移行手法を踏まえた設計を行います。
350+ 社の導入で培った業種知見
2009 年の創業以来、製造・小売・化学・食品などで 350 社を超える SAP 導入を支援。業種固有のプロセスを前提にした要件整理に慣れています。
グローバル構成の設計力
世界 17 か国・1,000 件を超えるプロジェクト実績をもとに、本社と海外拠点をまたぐ構成や、S/4HANA と SAP Business One を組み合わせた 2 層 ERP の設計に対応します。
移行プロジェクトの進め方
既存システムとアドオン資産の棚卸しから、移行範囲の切り分け、テスト、本稼働まで、段階を追った移行計画を設計・実行します。
日本語の窓口と海外連携
東京の拠点が日本語で窓口を担い、海外本社・海外拠点とは英語などでも連携。多拠点プロジェクトでも報告の流れを一本化します。
稼働後の改善まで伴走
稼働して終わりではなく、運用保守・拡張開発・パフォーマンス改善まで、同じチームが継続して支援します。
※ 導入社数・プロジェクト数は MTC グループの実績です。
こんな企業に向いています
- 生産管理や原価計算などに自社固有のプロセスがあり、標準機能だけでは収まりにくい
- 既存 SAP(ECC など)からの移行で、アドオン資産を整理しながら活かしたい
- 国内外の複数法人を一つの基盤で運用し、グループとして統制を利かせたい
- セキュリティや監査の要件から、専有環境での運用が求められる
他の形態が向くケース
- 標準的な業務範囲が中心で、導入の速さとコストを優先したい(Public Cloud をご検討ください)
- 単一法人・中堅規模で、業種向けの作り込みを軽く抑えたい(SAP Business One が候補になります)
- 業務プロセスの整理がこれからで、まず現状の棚卸しから始めたい
迷う場合も、まずはご相談ください。3 つの製品ラインから、現状に合う形態を一緒に見極めます。
FAQ
よくあるご質問
Public Cloud ではなく Private Cloud を選ぶのは、どんな場合ですか?
独自の業務要件や複雑なプロセスを抱え、標準だけでは収まりにくい場合や、高い拡張性・自由度を重視する場合に適しています。一方、標準業務を素早く整えたい場合は Public Cloud が向きます。御社の状況を伺ったうえで中立的にご提案します。
既存のカスタマイズや独自要件は活かせますか?
既存コードの拡張やカスタマイズに対応しており、独自要件を活かしながら段階的に移行できます。並列拡張(サイドバイサイド)とアプリ内拡張の双方に対応しているため、要件に合わせた拡張設計が可能です。
コスト削減や移行短縮の効果はどの程度ですか?
SAP 公表値として、総所有コストの削減やインフラ・人員の負担軽減、デプロイ時間の短縮といった効果が示されています。ただし効果は要件・環境により変動します。具体的な見込みは、御社の状況を踏まえて評価のうえご提示します。
移行で業務を止めずに進められますか?
中断を抑えたシステム移行を前提に、既存の業務プロセスを活かした段階的な進め方を設計します。移行範囲とリスクを整理し、テストを重ねたうえで本稼働へ進めます。
海外拠点を含むグローバル展開に対応できますか?
多くの業種・言語・国/地域に対応しており、本社と海外拠点を含む展開に対応します。各国のローカライズや連結・グループ管理についてもご相談ください。
お問い合わせ
MTC の専門家チーム
月次決算の長期化、在庫の不一致、海外子会社の管理など、いま抱えている課題をお聞かせください。状況を伺ったうえで、進め方の選択肢を具体的にご提案します。
