需要の波に強い、
販売と在庫の見える化
需要予測から販売計画・調達・分倉配送・多チャネル受注・販促精算までを SAP でつなぎ、欠品と過剰在庫のバランスをデータに基づいて最適化します。
回転の速い消費財・小売では、需要予測と在庫補充のスピードが収益を左右します。MTC は SAP を中心に、 複数の業務システム間に生じるデータの分断を解消し、店舗 POS・EC・卸など多チャネルの販売実績と在庫をリアルタイムに統合します。 オンライン・オフラインを一体で運営し、賞味期限・ロット・販促まで含めて破綻なく回るオペレーションを整えます。
課題
解決できる主な課題
- 部門・システムごとに分かれた販売・在庫データの集計に時間がかかる
- 店舗・EC・卸など多チャネルの販売・在庫の一元管理
- 需要予測に基づく発注・補充の最適化(欠品/過剰在庫の抑制)
- 賞味期限・ロット管理と、商品のトレーサビリティ(先入先出)
- 販促・値引きを含む収益性の可視化と、サプライチェーンの管理コスト削減
A · 業務プロセス
端から端まで、SAP でひとつにつなぐ
需要予測・販売計画から MRP、生産・調達、入庫・分倉配送、多チャネル受注、物流発送・販促精算、請求・消込・費用分析までを、同じデータの上でつなぎます。
需要予測・計画
販売トレンドから需要を予測し、販売計画と MRP(所要量計算)へ展開します。生産・調達
計画にもとづき生産・調達を進め、入庫から複数倉庫への分倉配送までを管理します。多チャネル受注
店舗 POS・EC・卸の受注を、チャネル別の複数価格表に対応して一元的に受け付けます。在庫・賞味期限
賞味期限・ロットを管理し、先入先出(FIFO)で出庫。欠品と過剰のバランスを調整します。物流・販促
物流発送と並行して販促費を精算し、値引き・リベートを含めて収益性を見えるようにします。請求・消込・財務
請求から代理店・取引先との消込、費用分析までをつなぎ、チャネル別の採算を把握します。
B · 管理指標
改善をめざす管理指標(KPI)
消費財・小売で SAP 導入により改善をめざす代表的な指標です。数値は MTC の導入プロジェクトで見られた代表的な傾向にもとづく目安であり、前提条件により幅があります。
需要予測の精度
75% → 90%を目安に
販売実績をチャネル横断で束ね、予測の精度を高めます。
欠品率
8〜15% → 3%未満を目安に
需要予測と補充提案を連動させ、機会損失を抑えます。
滞留・期限切れ損失
5%以上の削減を目安に
先入先出と賞味期限管理で、売れ残りや廃棄を減らします。
チャネル価格の遵守率
99%超を目安に
価格表をチャネル別に管理し、価格の乱れや横流しの兆候を見つけやすくします。
販促費の精算
月末5日 → ほぼリアルタイムに
販促 ROI を見ながら、効果の薄い販促を見直せます。
取引先との消込日数
7日 → 2〜3日を目安に
取引データを一元化し、突合の手間と認識の食い違いを減らします。
※ 数値は SAP の公表値や一般的な導入事例の傾向に基づく目安です。改善幅は業態・現状・運用体制により異なります。
C · 管理成熟度
管理が成熟するにつれ、到達できる効果
導入直後から定着、成熟へと管理レベルが上がるにつれ、得られる効果も段階的に広がります。
STEP 1 · 導入直後
見える化
- チャネル別の価格・与信を一元管理の下に置く
- 先入先出(FIFO)を出庫業務に組み込む
- チャネル横断の販売・在庫を一つの画面で確認
STEP 2 · 定着期
標準化
- 販促費と効果を数字で対応づける
- 取引先との消込を自動化し3日以内に
- 値引き・リベート込みの実質採算を把握
STEP 3 · 成熟期
予測・最適化
- 需要予測にもとづく自動補充へ移行
- 欠品率3%未満の維持をめざす
- 効果の薄い販促を絞り、利益率を高める
対象業種
食品・生鮮、製菓・製パン、靴・衣料、美容・日用品ケア、スナック・菓子類、ベビー・マタニティ用品チェーンなど、 消費財・小売の各分野で導入を支援しています。
MTC の支援
SAP 認定ゴールドパートナー/トレーニングパートナーとして、世界 17 カ国で 350 社以上への SAP 導入実績があります。 業界に特化した知見をもとに、要件定義から設計・導入、稼働後の運用保守までを一貫してご支援し、 マーケティングコストの削減と、消費者への質の高い商品・サービス提供を後押しします。 東京拠点に加え、上海・香港・シンガポールなどのグループ拠点を通じてグローバル展開にも対応します。 お問い合わせは 03-6883-7608 / info@mtcsys.jp まで。
