SAP S/4HANA PUBLIC CLOUD とは
SAP S/4HANA Cloud Public Edition は、SAP が提供する業界標準のベストプラクティスを前提とした SaaS 型 ERP です。 自社特有の作り込みを抑え、標準に業務を合わせることで、短い導入サイクルと抑えた導入コストで基幹環境を整えます。 継続的なアップデートにより、新しい機能を取り込みやすいのも特長です。
※ 導入期間や数値は SAP 公表値・標準的な目安であり、要件により変動します。
FEATURES
SaaS だからこその、立ち上がりの早さ
ベストプラクティスを標準搭載
SAP が業種ごとに整備してきた業務プロセスの雛形が、最初から製品に組み込まれています。要件をゼロから定義するのではなく、標準プロセスとの差分を確認する進め方になるため、要件定義の負担を抑えられます。
AI による予測・分析
需要予測や入金予測など、SAP 標準の AI 機能を業務画面の中でそのまま利用できます。別途 AI 基盤を構築する必要はなく、対応機能はアップデートのたびに広がっています。
繰り返し処理の自動化
入金消込の候補提示や仕訳の自動起票など、繰り返しの処理をシステム側が補助します。入力・転記・突合にかかる時間を減らし、担当者は例外処理の判断に集中できます。
定期アップデート
SAP が定期的に機能リリースを提供し、適用作業も SAP 側で行われます。自社でバージョンアップを計画・実施する必要がなく、常に新しい機能を使える状態が保たれます。
SAP Fiori の操作画面
操作画面には SAP Fiori を採用。ブラウザーからもモバイルからも同じ画面体系で利用でき、役割ごとのホーム画面から日々使う機能にすぐ届きます。
SAP による基盤運用
インフラの運用、バックアップ、セキュリティ対策は、SAP が運用するデータセンター側で担われます。自社でサーバーを持たないため、情報システム部門の運用負担を抑えられます。
業務領域
カバーする8つの主要業務
経理・財務
財務計画、予測分析、決算処理を一元化します。
調達・購買
AI を活かした調達の最適化と、サプライヤー管理を支えます。
サプライチェーン
在庫管理・倉庫管理・輸送の最適化をつなぎます。
製造
生産計画、品質管理、リアルタイムの状況把握に対応します。
営業
受注管理、請求処理、販売分析を一つにまとめます。
サービス
プロジェクト管理とリソース配置を支援します。
設備資産管理
保全計画とライフサイクル管理で、停止時間の抑制につなげます。
人事・分析の連携
主要業務とつながるレポートで、全体像を見える化します。
導入の進め方
標準に合わせて、短いサイクルで
SAP 標準のベストプラクティスを活用するため、要件の作り込みを抑えつつ、必要な業務を素早く整えられます。 範囲やデータ移行量によって幅はありますが、標準的な進め方では数週間程度(目安として4週間前後)の導入サイクルが示されています。
範囲の確認
標準業務に沿って、対象範囲とデータを整理します。
標準で構成
ベストプラクティスを活かして業務を構成します。
検証・移行
テストとデータ移行を重ね、稼働に備えます。
稼働・改善
稼働後の運用保守と、継続的な改善を支援します。
※ 期間は標準的な目安であり、要件により変動します。具体的な計画はご相談のうえでご提案します。
WHY MTC
MTC が選ばれる理由
SAP 認定ゴールドパートナー
SAP 認定ゴールドパートナー/トレーニングパートナーとして、製品の最新動向と実装ノウハウに精通したチームが担当します。
350+ 社の SAP 導入実績
2009 年の創業以来、350 社を超える SAP 導入を支援してきました。業種ごとの実務を踏まえて、標準機能への合わせ込みを設計します。
世界 17 か国での展開経験
17 か国・1,000 件を超えるプロジェクトの実績があり、海外拠点を含む構成やグループ展開にも対応します。
日本語+多言語の体制
東京の拠点が日本語で窓口を担い、海外本社や海外拠点とは英語などでも連携します。
製品ラインを横断した提案
Business One/Public Cloud/Private Cloud の 3 ラインを扱っているため、Public Cloud ありきではなく、御社の要件に合う形態を中立的に比較してご提案します。
SaaS ならではの運用も伴走
定期アップデートの内容確認と業務への影響の見極めなど、稼働後に続く SaaS 特有の運用を継続的に支援します。
※ 導入社数・プロジェクト数は MTC グループの実績です。
こんな企業に向いています
- 会計・販売・調達など標準的な業務範囲を、短期間でクラウドに載せたい
- 情報システム部門の人数が限られ、サーバーやバージョンアップの管理を持ちたくない
- グループ本社が S/4HANA を使っており、同じ製品系列で拠点をそろえたい
- 業務を SAP 標準に合わせる方針を、経営として決められる
慎重に検討したいケース
- 自社固有の業務プロセスが多く、作り込みを前提にしたい(Private Cloud や SAP Business One を含めた比較をおすすめします)
- 既存システムの独自開発資産を、そのまま使い続けたい
- 業務を標準に合わせることへの社内の合意形成が、まだこれからの段階
迷う場合も、まずはご相談ください。3 つの製品ラインから、現状に合う形態を一緒に見極めます。
FAQ
よくあるご質問
Public Cloud と Private Cloud の違いは何ですか?
Public Cloud は SAP 標準のベストプラクティスを前提とした SaaS で、標準業務を短期間・低コストで整えたい企業に向いています。Private Cloud は専有環境で、独自要件や複雑な業務への拡張性が高い形態です。御社の業務と将来計画に応じてご提案します。
どのくらいの期間で導入できますか?
SAP 公表値として、標準業務に合わせた進め方では数週間程度(目安として4週間前後)の短いサイクルが示されています。ただし対象範囲やデータ移行量により幅があります。具体的な期間はご相談のうえでお見積りします。
カスタマイズはどこまでできますか?
Public Cloud は SAP 標準に業務を合わせることでスピードとコストの利点を活かす形態です。自社特有の作り込みを多く求める場合は、Private Cloud や SAP Business One も含めて中立的に比較し、最適な選択肢をご提案します。
アップデートで業務に影響はありますか?
クラウドの定期アップデートにより新機能が継続的に提供されます。更新内容の確認と、御社業務への影響の見極めを含めて、運用設計の段階でご一緒に整理します。
海外拠点でも利用できますか?
多通貨・多言語に対応しており、本社と海外拠点を含む利用が可能です。各国のローカライズや運用体制についてもご相談ください。
お問い合わせ
MTC の専門家チーム
月次決算の長期化、在庫の不一致、海外子会社の管理など、いま抱えている課題をお聞かせください。状況を伺ったうえで、進め方の選択肢を具体的にご提案します。
