インフラ運用は MTC に。
IT は本来の業務に集中
SAP Business One から SAP S/4HANA(プライベートクラウド)まで。サーバー・バックアップ・セキュリティ・監視の運用を MTC が引き受けます。
ERP を安定して動かし続けるには、サーバーやデータベース、バックアップ、監視といった基盤の手当てが欠かせません。 この部分を MTC が運用代行することで、社内の情報システム担当は基盤の保守から離れ、業務改善やデータ活用に時間を使えるようになります。 対象は SAP Business One を中心に、SAP S/4HANA(プライベートクラウド)の基盤運用まで対応します。
運用保守(O&M)との役割の違いも整理しておきます。マネージドホスティングが受け持つのはシステムの土台——サーバーをどこに置き、どう安定稼働させるかです。 一方、画面の操作方法や業務設定に関するご相談は、運用保守(O&M)の領域です。両者は組み合わせても、それぞれ単独でもご契約いただけます。
01
導入方式の選択肢
クラウドか、オンプレミスか、その組み合わせか。要件から逆算して決めます。
- クラウド:初期投資を抑え、拠点の追加やリソースの増強に柔軟に対応できます。海外拠点と共通の基盤で運用したい場合にも向きます。
- オンプレミス:データを自社の設備内に置く要件がある場合や、既存のサーバー資産・ネットワーク環境を活かしたい場合の選択肢です。
- ハイブリッド:本番環境はクラウド、バックアップは自社内——のように、可用性・コスト・データ要件のバランスで組み合わせます。
- どの方式が合うかは業務要件とコストの両面から比較し、根拠とあわせてご提案します。
02
データ保管地とデータ主権
「データをどこに置くか」も、導入方式と同じ重さで決める項目です。
- データセンターの所在地は、進出先の法令・業界の規制・グループのセキュリティポリシーに照らして選定します。
- データの国外持ち出しに制約がある場合は、対象国内のリージョンやオンプレミス構成を組み合わせて要件を満たします。
- どのデータがどこに保管されるかを構成図と設計書に明示し、監査や本社への報告にそのまま使える形で残します。
03
基盤の日常運用
サーバー・ストレージ・ネットワークと、その安全を日々保ちます。
- サーバー資源の割り当てと、利用状況に応じた増強(スケール)対応
- ストレージ容量とネットワーク構成の管理
- OS・データベースへのセキュリティパッチの計画的な適用
- アクセス制御の維持と、監査ログの取得・保管
04
バックアップと災害復旧(DR)
「取ってあるはず」で終わらせず、戻せることまで確認します。
- 定期的な自動バックアップの設計と実施
- バックアップからの復元テスト(実際に戻せる状態かの定期確認)
- 災害復旧(DR)計画の策定と、復旧手順の文書化
05
7×24 の稼働監視
異常の芽を早く捉え、影響が広がる前に手を打ちます。
- 稼働状況・リソース使用率の常時監視
- 性能指標のしきい値超過を検知するアラート通知
- 異常の自動検知と、担当チームへのエスカレーション
06
SAP Business One 環境の運用
基盤とあわせて、B1 環境そのものも健全に保ちます。
- B1 サービスレイヤーの定期ヘルスチェック
- データベースの最適化(応答性能の維持)
- システムの状態をまとめた定期レポートのご提供
07
SAP S/4HANA Private Cloud の基盤運用
SAP 標準の運用枠組みを踏まえ、利用企業側に残る運用を引き受けます。
- S/4HANA Private Cloud では、インフラや基盤の技術運用の一部を SAP が標準の枠組みとして提供します。ただし、アプリケーションの設定・ユーザーと権限の運用・周辺システムとの連携など、利用企業側に残る運用範囲があります。
- MTC は契約前に SAP・御社・MTC の三者の役割分担を整理し、「誰が何を運用するか」を分担表として明文化します。
- ハイパースケーラー(クラウド基盤)上での構成・サイジングの検討、開発・検証環境の管理、Basis 領域の運用判断もご支援します。
08
こんな企業に向いています
基盤運用の専任を置きにくい体制で、特に効果があります。
- 情報システム部門が少人数で、サーバー保守より業務側の支援を優先したい企業
- 進出先の法令や本社の方針で、クラウド利用やデータ保管場所に要件がある企業
- 可用性・セキュリティの水準は保ちたいが、専任のインフラ担当を置くほどの規模ではない企業
09
よくあるご質問
費用・移行・監視範囲について、よくいただく質問です。
費用はどのように決まりますか?
サーバー構成(CPU・メモリ・ストレージ)、監視・バックアップの範囲、対象システム(SAP Business One か S/4HANA か)をもとに、月額または年額で設計します。現在の構成と要件をうかがったうえで、概算のレンジをご提示します。導入方式(クラウド/オンプレミス)によっても構成が変わるため、まずは現状をお聞かせください。
既存の環境から移行できますか?
可能です。現行のサーバー構成とデータ量を棚卸しし、移行計画を立ててから切り替えます。業務への影響を抑えるため、切り替えの時間帯は休日や夜間など、御社の業務カレンダーに合わせて設計します。移行前後のバックアップと切り戻し手順もあらかじめ用意します。
監視の範囲はどこまでですか?
基本はインフラ層——サーバー・データベース・ネットワークの稼働状況と性能の監視、しきい値超過や異常のアラート通知です。画面操作や業務設定に関するお問い合わせは運用保守(O&M)契約の範囲となり、両方を組み合わせてご契約いただくこともできます。
SAP S/4HANA も対象ですか?
はい。SAP Business One に加え、SAP S/4HANA Private Cloud 環境の基盤運用にも対応します。S/4HANA Public Cloud は SAP がインフラ運用を担う形態のため、当社は周辺システムとの連携や運用設計の面でご支援します。
